当サイトでは住み込み・寮付き派遣のお仕事についてメインでご紹介していますが、人によっては「そもそも派遣自体を経験したことがない」という方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、
- 派遣社員の基本的なよくある質問と答え
- すでに派遣社員として働いている先輩からのアドバイス(派遣社員としての心構えや、初日の過ごし方等)
についてご紹介しますね。
この記事は本当に長いので、下のメニューから気になる部分だけ読んでくださっても構いません。
でも、一番最後に紹介する「先輩派遣社員からのアドバイス」だけは、ぜひ読んでいってください!
見出し
- 派遣社員と正社員の違いは?
- 派遣とアルバイトの違いは?
- 派遣、紹介予定派遣、特定派遣、職業紹介の違いは?
- 派遣で働くメリットは?
- 派遣社員として働く5つのステップ・流れ
- 派遣として働く時に、履歴書とか面接は必要?
- 派遣社員って何歳くらいまで雇用(採用)されますか?
- 派遣社員は何歳まで続けられますか?
- 派遣期間ってどれくらいですか?
- 派遣社員は同じ会社に何年勤務できますか?
- 派遣はどんな服装で働けばいいの?
- 派遣社員の平均時給・月収・年収ってどれくらい?
- 派遣社員の福利厚生は、どのようになっていますか?
- 派遣スタッフから、正社員や契約社員になることはできますか?
- 例えば営業職などの場合、派遣でもノルマはありますか?
- 派遣社員の社会保険について
- その他、派遣のよくある質問
- 最後に:現役派遣社員から、派遣が初めての人にアドバイス
派遣社員と正社員の違いは?
それではまず、正社員と派遣社員の違いからご紹介しますね。
派遣社員について理解できるように、まずは正社員から整理してみましょう。
正社員の働き方
正社員は会社と直接労働契約を結んだ社員の事で、期限を決めずその会社の労働規約に基づいて、フルタイムで働く社員の事です。
日本の会社は終身雇用制度を前提としているので、「社員が定年などで退職するまでは労働環境を守る」という観点から考えられた制度が、正社員です。
正社員は期間を決めず雇用されますから、基本的に年功序列でどんどん給料が上がっていく傾向にあります。
一方で会社は社員に対し日常業務で様々な命令をする権利を持っていて、配置転換、出向、転勤などの指示ができ、原則的に拒否できないとされています。
これだけ聞くと正社員は会社にがんじがらめにされると勘違いされる方も多いのですが、実際にはリストラ等で退職させられるのは最後の最後、つまり会社で最も守られている立場と言って良いでしょう。
期限を決めない雇用契約、さらに簡単に解雇できないという理由から各企業は人材の採用にとても慎重になる傾向があり、正社員として入社するのはハードルが高いと言えます。
無職や中卒、空白期間がある方が、いきなり正社員から始めるのは中々難しいのが昨今です。
関連
派遣社員の働き方
派遣会社は少し複雑なのですが、簡単にまとめると
- 雇用契約は派遣会社と結ぶ
- お仕事は、派遣先の会社
- お給料は、派遣会社から支給される
こんな感じです。
私たちはあくまで派遣会社との契約で、普段お仕事をする派遣先とは契約していません。
私たちが働く会社が契約しているのは、あくまで私たちが登録している派遣会社です。
派遣先の会社←契約→派遣会社←契約→私たち
私たち←契約してない→派遣先の会社
仕事の内容や期間は派遣先の会社と派遣会社との間で取り決められますので、派遣先の会社が派遣契約の延長しなかった場合、契約は終了となります。
企業はどうして正社員だけでなく、派遣社員にも自分たちの会社で働かせるの?
では、どうして派遣先の会社が、正社員だけでなく派遣社員も自分の会社で働かせるのでしょうか。
これは、繁忙期だけの人材確保や、将来的な人員整理がしやすくなるという理由です。
先ほども言ったように、会社からすると正社員は「終身雇用で守らないといけない人々」です。
なので仮に忙しい時期に沢山正社員を雇ってしまった場合、忙しくない時期にも彼らにお給料を支払わないといけない分、損してしまう事もあるからですね。
派遣社員として働くデメリットとしては、「派遣先の事業所で3年以上勤めることができない」というものがあります。
それ以降は派遣会社が他の会社を紹介するか、派遣先会社が直接雇用しなくてはいけませんので、長く働きたいという方には向いていないかもしれません。
しかし、近年企業は人材採用リスクを考えており、「正社員として採用したが業務についてこられない」「どの様な人なりなのか分からないのに採用するのは抵抗がある」「採用部署をわざわざ作って人材を集めるのにコストがかかる」といった理由から、派遣会社を活用する企業が増えている事も事実です。
派遣とアルバイトの違いは?
同じ会社でも、派遣として仕事をする場合とアルバイトで働く方法がありますが、これも正社員と派遣社員との違いと同じで直接雇用か派遣会社からの派遣かという違いがあります。
早い話
- アルバイトは直接雇用
- 派遣社員は間接雇用
こういった違いがあります。
派遣とアルバイトのどちらがいいかですが、これは時と場合によります。
派遣会社もアルバイトも、どちらも正社員になられる方は沢山いますからね。
ただ一般的に派遣社員の方がお給料は高いので、しっかり収入を確保しつつ正社員を目指すのであれば、派遣社員としてスタートしたほうが良いでしょう。
派遣、紹介予定派遣、特定派遣、職業紹介の違いは?
派遣会社の求人を見ていると、「派遣」「紹介予定派遣」「特定派遣」「職業紹介」それぞれの求人を見ることがあります。
ここでは、それぞれがどう違うのか見てみましょう。
一般派遣
一般派遣は、私たち求職者が派遣元から仕事を紹介してもらい、マッチした派遣先会社への派遣が決まれば、その時点で雇用契約を派遣会社と結びます。
健康保険や厚生年金保険も派遣会社から受けることが出来ますので、福利厚生をしっかりと受けることが出来るメリットは大きいと言えます。
しかし派遣先との契約が終了し次の派遣先が決まらないと、派遣会社との雇用契約も終了してしまうことになりますので、出来る限りブランクを作らないようにすることが賢明と言えるでしょう。
一般派遣は同じ会社に3年以上の勤務を禁止されており、それ以降はその会社での仕事を辞めて、他の派遣先を紹介してもらうか、派遣先企業と同意の元、直接雇用となる他ありません。
1年~数年働いて正社員になられる方が多いです。
紹介予定派遣
紹介予定派遣は派遣期間(最長6ヶ月)終了後、本人と派遣先企業の同意があれば社員となる可能性がある働き方です。
一定期間派遣社員としで働くことで、本当にその仕事が続けられそうか、その人にあった仕事かを判断することが出来ます。
要は正社員として働く前の試用期間として、一時的に派遣社員になるイメージです。
紹介予定派遣を利用する企業は、基本的に直接雇用を前提として契約しますので、直接雇用の可能性も結構高いです。
しかし、6ヶ月後には辞めるか直接契約かと答えを出さなくてはいけません。
企業にアピールできる期間は6カ月間だけなので、短期間で実績を上げなくてはいけないという側面もあります。
特定派遣
「派遣会社の正社員として契約し、派遣先企業で仕事をする」という方法を特定派遣と言われています。
これは専門性の高いエンジニアなどの業種で使われていた方法で、派遣期間も無制限と非常にメリットの高い働き方でした。
しかし平成27年度の派遣法改正で特定派遣は廃止され、一般派遣と同様に派遣期間が3年に制限される事が決定し、現在ではこの特定派遣は廃止されています。
職業紹介
派遣会社の求人でも少し異色なのが、この職業紹介です。
というのも、職業紹介(人材紹介)では、労働契約を実際に仕事をする会社(派遣先の会社)と結びます。
要は直接雇用契約を結ぶわけです。
「それって直接会社に雇用される正社員とどう違うの?」と思われるかもしれませんが、実は派遣会社を通じて紹介された私たちが仮にすぐにお仕事を辞めてしまった場合、お仕事を企業に紹介した派遣会社にはペナルティがあります。
なので職業紹介(人材紹介)を通じて会社と直接雇用を結べる方は、かなりスキルや経歴を重視される傾向にあり、一般的な派遣より採用確率はかなり低くなります。
経歴やスキルに自信がある方は、チャレンジしてみてもいいでしょう。
派遣で働くメリットは?
それではここで一度、派遣社員として働くメリットについて整理してみましょう。
採用されるスピードが早い
正社員登用で仕事を探すと、採用までにかなりの時間がかかることがあります。
企業の募集を探し、応募、採用面接、入社までかなりの時間がかかるわけです。
一方で派遣会社を利用すると、求職者の希望する仕事、経験、スキルを吟味してマッチする派遣先会社を見つけてくれますので、非常に早く採用まで漕ぎ着ける事が可能です。
中には、面接なしで応募から2日後には働き始められる派遣会社もあります。(例えばこちらのサイトで、キーワード検索から「電話面接」「LINE面接」とヒットするような求人が該当します)
ちなみにハローワークも仕事を紹介してもらえるのですが、希望職種を聞き、登録企業へ面談の連絡を入れるだけで、求職者の情報はあまり伝えません。
要はお互いの相性や会社側が求めている事なども考慮せず、ただ面接の提案をするだけなので、採用率は結構低いんです。
一方で派遣会社は最も合いそうな条件の職場を提案し、その企業に求職者を推薦してくれますので、非常に採用率は高い傾向にあります。
労働環境が守られている
よく「正社員は福利厚生がうんぬん」という話を聞きますが、実は派遣社員も労働環境・福利厚生は結構充実しています。
というのも、私たち派遣社員も派遣会社と労働契約をしっかり結びますからね。
サービス残業やサービス出社が問題になっている現在、派遣社員にそうした問題は一切起こらないのは、派遣会社と雇用契約を結んでいるからです。
派遣先会社が万が一、サービス残業を強要したとしても、派遣社員は派遣会社に対してタイムカードを提出しますので、無賃労働をすること自体不可能です。
無賃労働が発覚した場合、行政処分を受けるのは労働契約を結んだ派遣会社に対してありますので、そうしたリスクを避けるために、派遣先の会社に対して是正勧告をしてくれます。
派遣社員で働くということは、仕事をする上で非常に安心して働けます。
期間限定の仕事なので、良くも悪くもすぐに辞められる
派遣社員は同じ事業所で、3年以上働くことが出来ません(紹介予定派遣は最長6ヶ月)
その期間が来ればどんなに仕事を延長したくても他の会社に移動しなくてはいけませんし、また一から仕事を覚える必要があるのは大変なことと言えます。
しかし、あまり派遣先の仕事があっていない、もしくは辞めたいと考えている場合、一般的に3ヶ月〜6ヶ月の更新月に延長を派遣社員側から止めることもできますので、新しい職場環境を見つけやすいとも言えます。
特に地方のホテル関連の仕事や工場派遣では、こうした期間契約が多いのですが、人手不足が顕著で、多くの求人は待遇が良いことで知られています。
遠方であるため、寮やワンルームマンションタイプの社宅を完備しており、格安で住み込みの仕事が出来るのもメリットの一つと言えるでしょう。
派遣社員として働く5つのステップ・流れ
それでは実際に、派遣社員として働く流れを見てみましょう!
1.派遣会社に登録
派遣会社は求人誌やインターネット求人に多く広告を出していますので、そうした媒体から見つけると良いでしょう。
掲載している会社だけではなく、他にも提携先の会社を持っていますので、とりあえず登録だけという方法でも問題ありませんし、派遣会社もそうした求職者をよろこんで対応してくれます。
電話やネット上での登録を済ませ、派遣会社の面談の予約を取りましょう。
↓
2.コーディネーターと面談
勘違いされる方が多いのですが、派遣会社の登録は採用面接ではありませんので、気楽に相談しに行くという気持ちで良いのです。
派遣コーディネーターとマッチする仕事を一緒に探すという気持ちで十分で、それほど緊張して挑む必要はありません。
派遣会社も私たちの仕事先を見つけて初めて紹介料をもらうわけなので、派遣会社から落とされるなんてことはほとんどあり得ませんから。
派遣会社は多くの募集案件を持っていますので、その中から私たちの希望職種・勤務内容などを聞いてくれて、条件に当てはまる会社を探してくれます。
事前にしっかり調べておきたいのは、社員寮や社宅を使って住み込みで仕事が出来るのかという点と、寮費の負担割合がどれくらいなのかという点です。
住居費は支出に占める割合が大きいので、どの程度の負担割合なのか、その負担が少なければかなり生活も楽になりますし、一見給料が低く感じられても、トータルで見れば大きな違いになることも多くあります。
希望する職種・地域を明確に伝え、どの様な福利厚生があるのかを事前に知っておくことが重要です。
3.派遣先面談
自分の希望に合う仕事が見つかった時、派遣会社はその企業の採用担当者に連絡を入れ、面接の段取りを決めます。
ほとんどの場合、面接当日は派遣会社の担当者が同席して面接を受ける場合が多いですので、いきなり派遣先の会社に一人で行くという事はありません。
リラックスして、できるだけ笑顔で面接を受けると良いでしょう。
派遣先企業の職種にもよりますが、当日職場見学をすることも可能で、質問などあれば必ずその時にしておくと良いでしょう。
職場にもよりますが、できればスーツ着用で面接に行くと良いのですが、お金の問題でスーツなどを用意出来ない時、派遣会社が用意してくれる場合もありますので確認してみましょう。
派遣先の面談自体が無い仕事も多くあり、工場派遣の多くは派遣会社の面談だけで決まって、即赴任というケースがほとんどです。
特に寮に住み込みで働く遠方の工場であれば、派遣会社で面談し、赴任日を決めます。
赴任当日は,、派遣会社の担当者が住み込みに使う社員寮や、社宅として使っているマンション等に連れて行ってくれます。
関連
4.採用
採用の合否は大抵数日以内には決まり、早い時には当日採用が決定していることもあります。
採用に関して筆記試験などはあまり無く、面接中心で決まることがほとんどです。
これは一般常識などの試験は派遣会社で行っていることが多く、すでにどれだけのスキルがあるのかという事を企業の採用担当者に伝わっている事が理由です。
面接には社会人として恥ずかしくない、清潔感のある服装で挑みたいですね。
残念ながら不採用だった場合でも、他の案件を積極的に案内してくれますので、派遣会社のコーディネーターと話し合いをしてみると良いでしょう。
基本的に派遣会社は求職者が採用されて初めて利益に繋がりますので、採用されるまで親身になって対応してくれます。
5.就業
採用が決定すると、就業日の打ち合わせに入るのですが、ここでも直接派遣先企業と話し合うことはまずなく、派遣会社との話の中で決定していくことがほとんどです。
就業にあたって用意しなくてはならないものは派遣会社の担当者が指示してくれますので、事前にしっかりと把握しておきましょう。
就業日にも派遣会社の担当者が同席してくれる場合が多いので、安心できるはずです。
遠方の工場など住み込みで働く場合には、現地の担当者が対応してくれる場合が大半で、就業の前日に赴任、寮やアパートタイプの社員寮に案内してくれるという流れです。
初出勤当日も同行してくれる場合が多いので、安心です。
初日のアドバイスについては、こちらをご覧ください。
それではここから先は、「派遣のよくある質問」に答えていきますね。
派遣として働く時に、履歴書とか面接は必要?
よく勘違いされるの方がいらっしゃるのですが、派遣会社での面談は採用面接ではなく、希望の仕事を紹介してもらう打ち合わせです。
そこで採用が決まるわけではありませんし、緊張する必要は全くありません。
以前は履歴書を手書きで書いていないと採用されないという話を聞いたことがあるかと思いますが、最近では直筆でなければならないというルールもありませんし、実際に派遣会社の面談では履歴書が不要なケースも多いです。
(例えばこちらのサイトのキーワード検索で「履歴書不要」と検索するとヒットするような求人は、履歴書が必要ありません)
これは、面談中に求職者の学歴・経歴を聞き、パソコンにデータとして打ち込むからで、直筆の履歴書はデータとして処理できないのが大きな理由です。
求職者の顔写真も面談時にデジカメで撮影する場合が多いのですが、これもその場でデータにして管理します。
つまり、派遣会社での面談は採用面接ではなく打ち合わせ、履歴書も必死に直筆で書いても結局派遣会社の担当者が打ち直す事になりますので、それほどシビアに考えなくても良いのです。
まとめると、
- 履歴書は必ずしも必要ではない
- 派遣会社の登録は言わば「職業相談」なので、面接ではない
- お仕事は条件を元に紹介してもらえるし(いわゆる自己アピールなどは不要)、実際に働くまで派遣先の方と話す機会もほとんどない
こうなります。
派遣社員って何歳くらいまで雇用(採用)されますか?
雇用機会均等法により、性別や年齢で制限することは禁止されていますので、何歳になっても派遣会社への登録は可能です。
しかし、登録できたとしても派遣先の担当者がNOを出せば、面接まで漕ぎ着けることも出来ないというケースも大いにあります。
とは言っても、派遣のお仕事は本当に様々。
未経験の中高年でも始めやすい派遣のお仕事もありますし、これまでの経験やスキルをしっかり評価してくれるお仕事もあります。
概ね50代までの方であれば、未経験であってもそれほど採用までは難しくないと言えます。
60代以降でも、お仕事をそこまで選ばなければいくらでも派遣先はありますよ。
⇒中高年や60歳以上のシニアに人気の派遣のお仕事はこちら(体験談あり)
派遣社員は何歳まで続けられますか?
派遣先の会社がどの様な年齢まで採用しているのかにもよりますが、50代までの方であればそれほど心配しなくても仕事はたくさんあります。
また60代の方も、お仕事にものすごくこだわりがあるというわけでは無ければ、いくらでも求人はあります。
中高年が特に活躍できる業種の一つに、製造業があります。
製造業は慢性的な人手不足が続いていますので、募集制限も非常に緩い傾向にあり、待遇も良く、寮や社宅を格安もしくは無料で利用することもできます。
期間満了金などの一時金も充実していますので、中高年の求職者が特に応募の多い業種と言えます。
派遣期間ってどれくらいですか?
派遣期間は3ヶ月〜6ヶ月の間で、延長更新されることが一般的です。
その間に仕事をしっかりと覚え、派遣先の戦力だとみなされれば延長を繰り返すことが出来ます。
ひとつ注意してもらいたいのは、1ヶ月毎の派遣契約をしている所もあることですね。
こうした短いスパンでの契約更新を繰り返す場合、毎月契約解除で職を失うリスクがあるという事になります。
契約する時には、必ず更新が何ヶ月おきなのかしっかり把握しておく必要があります。
契約延長のスパンは3ヶ月〜6ヶ月ですが、最長3年以上は同じ会社・部署で働くことは出来ないと法律で決まっています。
つまり、3年の間何度か延長を繰り返し、仕事が認められれば直接雇用で正社員や契約社員になるチャンスがあるということですね。
派遣社員は同じ会社に何年勤務できますか?
一般派遣契約では、最長3年間勤務することが出来ます。
それ以降は同じ会社・部署での勤務は出来ませんので、別の派遣先を紹介してもらうか直接企業と雇用契約を結ぶ事になります。
3年間の間に派遣先企業に信用され、戦力として欠かせない人材だと判断されれば直接雇用の道も開けてきますので、派遣先の会社の為と自分の将来のためにしっかり業務をこなしましょう。
以前、ある工場で派遣会社の社員が3年以上働けない事から、別の派遣会社に移籍させるという方法を取った企業がありました。
つまり、3年以上働けないなら他の派遣会社から派遣させれば、また3年働けるという事です。
これはかなり大きな問題になり、そうした手法を取っている企業は無くなったのですが、そうした不届きな会社が無いとは言えません。
事前に確認をし、赴任した後も他の派遣社員に現状を聞いておく事も必要です。
派遣はどんな服装で働けばいいの?
実は派遣社員は、派遣先会社の職務規定に従う必要はありません。
あくまで派遣会社との雇用契約を結んでいるのですから、派遣会社の職務規定さえ守っていれば良いのですが…やっぱり社会人として良くはないですよね。
派遣先の規則などは派遣会社を通じて事前に教えて貰えるので、特に気にする必要はありません。
ただ全体的に見れば、スーツで働くお仕事はスーツを自前で用意し、制服着用の会社は向こうで貸してくれることが多いです。
派遣社員の平均時給・月収・年収ってどれくらい?
以下が、年齢別の派遣の平均年収です。
18〜23歳 約220000円
20~24歳 約223000円
25~29歳 約242000円
30~34歳 約255000円
35~39歳 約256000円
40~44歳 約255000円
45~49歳 約251000円
50~54歳 約249000円
55~59歳 約253000円
60~64歳 約279000円厚生労働省賃金構造基本統計調査:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/index.html
派遣社員で働く時、給与の額は正社員と違って年齢によって大きな違いが無く、ほとんど同額で推移しています。
また正社員と違い派遣社員にはボーナスなどの一時金が無いので、これが正社員との給料の格差を生んでいます。
しかし高卒の初任給が15万円程度/月ですので、概ね22歳までは派遣社員の方が給与額が多い傾向にあります。
それ以降は逆転し、正社員の方が給与額が増える傾向にあります。
もしあなたが中卒や高卒の未成年なら、成人するまでは真面目に派遣会社で働き、お仕事が認められ成人した後に正社員になれば、誰よりも有利な条件で働けることになります。
派遣では給与はどのように支払われますか?
基本的に給与は、派遣会社より銀行振込で支給されます。
日払いや週払い、給料の前払いにも対応してくれる派遣会社が多いのですが、社会保険料を月のはじめに払う必要がありますので、それが済み次第対応する会社が一般的です。
派遣社員の福利厚生は、どのようになっていますか?
福利厚生は企業が従業員に通常の賃金とは別にプラスして支給するもので、言ってみればおまけのような特典と言えます。
福利厚生は2種類あり、法定福利厚生と呼ばれる社会保険・厚生年金・公的医療保険・雇用保険などの一部を企業が負担するものと、法定外福利厚生と呼ばれる家賃・通勤補助・社員寮や社宅の提供、補助などがあります。
派遣社員も派遣会社から法定福利厚生は受けられるものの、派遣先の法定外福利厚生に関しては、派遣社員に提供する義務はありません。
しかし現在の企業では正社員の他にも多くの派遣社員が同じ様に仕事をしている関係上、派遣先でも社員と同じように福利厚生を受けられる会社ほとんどです。
派遣先の福利厚生は、本当に色々あります。
たとえば昼食補助、トレーニングルーム、皆勤手当て、食費無料、ドリンクバー、送迎、格安食堂、寮費無料、光熱費無料などなど…。
ぜひ、いろいろ求人を見てみてください。
派遣でも健康診断は受けられますか?
結論から言うと、受けなければなりません。
企業は労働安全衛生法に基づいて職場における労働者の安全と健康を守り、労働災害を防止する義務があります。
労働安全衛生法には、「常時使用する労働者」について、赴任した際と、その後1年以内ごとに1回の定期健康診断を行うことが義務付けられています。
「常時使用する労働者」というのは正社員はもちろん、その事業所で働く派遣社員も含められています。
また化学物質を扱う工場や、極端に暑かったり、寒かったりという環境下にいる従業者には6ヶ月以内ごとに1回の健康診断が義務付けられています。
健康診断だけではなく、健康的に仕事をするための環境を維持することを義務付けられていますので、安心して働けますね。
※健康診断費は原則会社持ちです。
受診にあたって、指定の病院に行くという方法が一般的ですが、最近では移動健康診断車が派遣先の企業に行き、そこで受信するという方法もポピュラーになってきました。
健康診断を拒否する方がごく稀にいますが、会社側は労働者の健康を把握し、問題があれば医師に意見やアドバイスを聞き、労働者の仕事環境を良くする義務を追っています。
事業者は労働者に対して健康診断の受診を職務上の命令として命じることができ、受診拒否に対しては懲戒処分を行うことが認められるという裁判での例があります。
拒否すると懲戒解雇もありうるという事を覚えておきましょう。
派遣社員は交通費は支給されますか?
交通費は法定外福利厚生に分類されており、あくまで雇用主の善意で支払うものですので、支払う義務は雇用主にありません。
つまり「必ず交通費は支給される」というわけではないものの、寮付きの派遣会社の場合、交通費が支給されたり職場まで送迎があることも多いです。
最も多いケースが、月間5000〜1万円程度、もしくはそれ以内で全額支給が最もポピュラーです。
交通費は10万円以内であれば非課税ですので、交通費として支払われた方が税金の面で得をするケースもあります。
派遣社員に有給休暇はありますか?どれくらい休めますか?
派遣社員であっても、年次有給休暇を取ることが可能です。
雇用契約を結んでいる派遣会社から付与されるので、派遣会社に申請することになります。
有給休暇の取得条件は、
- 雇用から6ヶ月が経過していること
- 働いている期間の8割以上を出勤していること
を条件に10日間の年次有給休暇を得られます。
その後の1年間に同様に8割以上出勤すると、継続勤務1年6ヶ月で11日間付与されます。
有給休暇は派遣会社に申請するのですが、もちろん派遣先の会社の意向も聞かなくてはいけませんので、事前に休暇申請をし、許可が出れば派遣会社にという流れが理想です。
派遣社員は長期休暇を取れるの?
どうしても長期間休まなくてはならないといった場合、まずは派遣会社に相談することをおすすめします。
休暇の理由にもよりますが、対応してくれる場合もあります。
しかし、一般的には正社員でも認められない長期休暇を私的な理由で派遣社員が許可されるかと言うと、まず不可能だと思っておいたほうが良いでしょう。
ちょっと1ヶ月海外旅行をしたいという理由であれば、その人を雇っていたらまた同様の理由で長期的に休まれてしまう可能性は否定できません。
その間、他の人材で穴埋めをしないといけませんし、その人と契約するメリットも見えなくなるのは当然で、契約を打ち切られる可能性もありますので慎重に行動したいですね。
派遣でも失業保険をもらえる?
派遣社員でも、問題なく失業保険を受け取れますよ。
失業保険は正式にはは「雇用保険」といい、失業してしまった労働者の生活を守り、再就職を支援するために国から支給されます。
雇用保険の加入条件は、1週間の所定労働時間が20時間以上+「31日以上の継続した雇用が見込まれること」という条件を満たす必要があります。
会社を辞めた後の失業給付金の受け取りは、自己都合での退職の場合、在職中給与の約50~80%、給付を受けられる期間は90日~360日の間となり、会社を退職した際の年齢や雇用保険に加入していた年数、離職時の理由などによって決められます。
ただし注意が必要なのが、失業給付金を受け取れる日です。
失業保険の受給は、ハローワークに失業を申請した後の約3カ月後から給付が始まります。
実際に給付されるのが3ヶ月後で、しかも給付は約50~80%ですから、働けない理由がないのであれば、給付を待つよりすぐに新しい仕事をした方が良いかもしれませんね。
派遣スタッフから、正社員や契約社員になることはできますか?
派遣期間は最大で3年間、それ以降は他の派遣先に移らなくてはなりませんし、また一から仕事を覚えないといけません。
しかし、その3年間の間に派遣先企業から信頼を得て、引き続きその会社で働いてほしいとなった場合、正社員になる事もよくある話です。
雇用期間の3年の間に実績を積み、信頼を得ていれば十分正社員登用や契約社員として直接雇用の道も十分考えられます。
というのも、実は派遣先の企業は、派遣された派遣社員の2倍近くの金額を派遣会社に支払っています。
要は派遣先の企業にとっても、早く正社員雇用したほうが得なんです。
例えば営業職などの場合、派遣でもノルマはありますか?
契約本数や売上高がダイレクトに成績になる会社には、ノルマは必ずあると考えて良いでしょう。
しかし、厳しくノルマを達成するために叱責するというのはパワーハラスメントに繋がるため直接的に言われることはありません。
しかし実際には、売上目標や契約件数の目標値を自分で申告するという方法を多くの会社が採用しています。
つまり、自分でこれだけの契約を取ってくると自己申告しなくてはならないので、ノルマと同じですね。
営業職の派遣社員で成績が良い人は、積極的に直接雇用を進める傾向にありますので、正社員への道も早いと言えます。
更に他の会社で営業職を検討している人にとっては、その経験や契約件数が直接スキルとして認められますので、キャリアを付けるための手段として活用できますね。
バリバリ働いてノルマを稼いで正社員になりたい人は、派遣の営業は向いています。
逆にプレッシャーを感じず自分のペースで進めたい方は、営業職は避けたほうが良いかもしれませんね。
派遣社員の社会保険について
社会保険には「健康保険」「厚生年金保険」「雇用保険」「労働者災害補償保険」「介護保険」があり、一定の条件を満たしている人は法律によって加入が義務づけられています。
もちろん派遣社員として働いていても、こうした社会保険に加入することは可能です。
ちなみに加入条件は以下の通り。
- 契約期間が2ヶ月以上が前提
- 1週間の所定労働時間が20時間以上
- 1年以上の雇用が見込まれる
- 月額の賃金が88,000円以上
- 会社の従業員数が501人以上
派遣社員であっても、当てはまることは多いです。
これから保険についてお話しするものの、正直かなりややこしい話ですし、個人によって差があることも多いです。
また派遣会社に相談すれば細かく教えて貰えますし、特に心配事がない場合は派遣会社の方に任せておけば問題ありません。
「退屈な話は飛ばしたい」という方は、「現役派遣社員から、派遣が初めての人にアドバイス」まで記事を飛ばしてください。
派遣の健康保険について
健康保険と言えば「健康保険」と「国民健康保険」は一般的ですが、その他にも派遣社員を対象とした健康保険組合に「人材派遣健康組合(はけんけんぽ)」があります。
この派遣健保を利用すると、派遣会社が毎月の保険料の支払いを半額負担します。
どの保険に加入するかは、派遣会社の方の説明を聞いたうえで決めてください。
派遣の厚生年金について
20歳を過ぎると年金に加入しないといけないのですが、年金には「国民年金」「厚生年金」の二種類があります。
国民年金は20歳から60歳まで加入義務があり、全ての国民が支払わなくてはいけません。
厚生年金は国民年金にプラスして支払うもので、将来的に国民年金の金額に、厚生年金保険の受給額がプラスされて受給できるものです。
厚生年金に加入していれば、国民年金を別途支払う必要は無く、まとめて支払いが可能で、なおかつ所属している派遣会社が半分負担してくれますのでとてもメリットがありますね。
将来的に基本年金+厚生年金分の受給資格が生まれますので、より安心して仕事の出来る環境といえます。
派遣の雇用保険について
1週間の所定労働時間が20時間以上で、31日以上雇用が継続される見込みがある場合には加入が義務付けられており、アルバイトでも、パートでも、契約社員でも条件は同じです。
週5日、4時間以上勤務、また1ヶ月以上の契約期間があれば、原則的には雇用保険に加入する条件はクリアしていますので、フルタイムで働く派遣社員は間違いなく加入が可能です。
月々の保険料は給与に対して0.9%ですので、20万円/月が月の収入としてある人は、1800円を毎月収めなくてはなりません。
しかし、事業者が60%の1200円分を負担しますので、実際に個人が収める金額は600円となります。
雇用保険は失業3ヶ月後からそれまでの給料の50〜80%を給付してもらう事が出来ますので、万が一体を壊して仕事ができなくなったという理由で休まれる場合にとっても良い制度ですね。
その他、派遣のよくある質問
派遣社員の保険証は、いつ頃わたされるの?
健康保険カードが届くまでは概ね2週間程度かかりますが、勤務が始まった日から被保険者となりますので、手元に保険証がなくても保険が適応されます。
本カードの前に仮カードを支給するのが通常ですので、保険適応の空白期間が生まれることはありません。
なお保険証を受け取りために、私たち派遣社員が特に何か記入するとか、書類を作成するといったことはありません。
健康保険協会への手続きは、全て派遣会社のスタッフが代理で行ってくれますので安心です。
派遣社員でも産休は取れる?とるための条件は?どれくらいの期間休めるの?
派遣社員でももちろん産休・育休を取得する権利を持っていますが、その場合は派遣先ではなく雇用主である派遣会社への申し出が必要となります。
産休は正式には「産前・産後休業」と呼ばれ、産前と産後に休みを取得できる制度です。
産前休業は本人の請求により取得でき、産後休業は本人の請求の有無に関わらず、雇用主が強制的に与えなければならないのです。
出産予定日の6週間前から取得できますので、派遣会社に事前手続きを行うと良いでしょう。
産休中も給料が受け取れる
産休中は健康保険組合から「出産手当金」として、出産日以前6週間から出産日後8週間までの間、欠勤1日について賃金の3分の2相当額が支給されます。
さらに、健康保険、厚生年金保険といった社会保険料が免除されますので、産休中の負担はかなり少なくなると言えます。
育休中も手当がある
育休中は育児休業給付金として、雇用保険から休業開始時の賃金の2分の1相当額が支給されます。
また、産休と同様に社会保険料が免除されます。
産休時に問い合わせてみると良いでしょう。
最後に:現役派遣社員から、派遣が初めての人にアドバイス
今回は当サイトを通じて、すでに派遣社員を経験している方々にアドバイスをお願いしてきました。
- 「派遣社員の心得って?」
- 「派遣社員の立ち振る舞いは?」
- 「初日ってどんな感じ?」
などなど、初めての派遣が不安な方には良いアドバイスになると思います!
※枠内をスクロールしていただくと読めます。
派遣社員としてまず1日目、一番緊張するかと思いますなるべくリラックスして行きましょう服なども整えて第一印象が大事です
派遣じゃなくても一緒なんですが大まかにどんなお仕事でどんな作業内容なのか、どんな事に気をつければいいのか、こんなミスが多いなどの事例、どういった事をすると効率がいいのかなどを、1人だけではなく出来ればいろんな人に聞いておくといいでしょうあくまでも派遣社員なので本体の会社の方全員に丁寧な対応を心がけましょう
お仕事をさせて頂いてるという意識を常に持っておいてどんなお仕事も快く受けることが大事です理不尽だな大変だなと思っても顔に出してはいけません
自分の会社にも本体の会社にも迷惑をかけてしまいますコミニケーションを多く取ることを意識して気に入ってもらえるように頑張ってください!
初日はとても緊張しましたが、同年代の方の多く、また派遣の方も多い職場だったので、すぐにみんなと仲良くなり毎日楽しく仕事をする事が出来ました。
派遣の仕事をはじめたばかりの頃は、慣れない業務内容に大変だったのですが、仕事を進めていく中で、新しい事を経験してみたいと職場のチームリーダーの方に話し、初めて経験する業務にもチャレンジさせていただいたり、また、業務効率を上げる方法を一緒に考えて実践させていただいたりと、キャリアアップにつながるような仕事も沢山経験させていただきました。
色々な業種の派遣の方が働いている職場だったので、自分の仕事だけでなく他の派遣さんの仕事内容を見たり出来た事も大変勉強になりました。
私はレジの補助でした。商品についているタグが税抜きなので、税込計算にしてお金やカードを預かり、レジの人に渡すという流れです。
事前に研修があり、カードの種類や服のたたみ方など一連の流れを練習するので当日も焦ることなくできました。また、研修から当日の業務まで何人か知っている人もできるので当日わからないことなどを教えあったりもできます。
当日も休憩中に仲良くなった子とラインを交換するまでになりました。派遣のいいところは、働いているところで名前が残るわけではないのでミスをしても気まずくなったりすることがないところです。
また、自分のスケジュールで働くことができるので休みの予定なども組みやすいです。
最初は『いつ・誰が・どこの現場に行くのか』をまとめるシステムの使い方に若干戸惑いましたが、やってみれば何のことはないです(笑)慣れないうちは現場に着くまでが憂鬱でした。
何が起こるかわからないので……(笑)実際には現場の人達も『初めての人が何人いるか』等きちんと把握しているので、普通に教えてくれます。
僕は派遣先の職人さんより半分程度の重さしか持てなくて、テキパキ仕事が出来る方では全然なかったんですが、だいたい『慌てなくていいよ』という感じで接してもらえました。資材を壊してしまったり怪我してしまったりする方がよっぽど怖いということを誰もが理解しています。
怒られることがあるとしたら、露骨にやる気がない場合ぐらいです。わからないことがあったら「ごめんなさい、わかりません!」と素直に言いましょう。
迷いながら仕事していると、やる気がないと誤解されることがあるので注意です。
そのため、間違っても派遣先に迷惑をかけないように振る舞うことが大切となります。初日は、おそらくパソコンのセットアップ作業や、会社内フロアの案内を受けたり、同部署の方の自己紹介、自身の自己紹介などで終わることと思います。
忙しい部署に配属されると、初日から残業もあり、ということもあるかもしれません。挨拶は明るくきちんとして、仕事を自ら積極的に教わる、勉強する姿勢が大切になります。
そして、教えていただいたらきちんとお礼を述べる、これもマナーです。また、初日とはいえども、かかってきた電話は率先してとるなど、努力する姿をアピールすることも大切になってきます。
とにかく、明るく元気に真面目に勤務していれば、大丈夫だと思っています。
初日は到着してからお仕事を始めるまでの流れも慣れていないので、いつもよりもさらに到着すると良いでしょう。まず挨拶をしっかりして、お仕事を教えて頂く方の話をよく聞き、お仕事の流れを覚えるという1日になります。
就業日以前に研修などがある場合は初日から1人でお仕事をすることもあります。何かあった時に質問する為、担当の方を把握しておくと良いです。
自分で判断がつかない事柄は勝手に判断せずに担当の方にお願いします。私の派遣先には同じように派遣で来ているかたがみえていてとても心強かったです。
また何度も同じお仕事に就業している方にアドバイスをもらうといったこともあります。
服装なども緩かったです。派遣会社の方が案内してくださったので、安心して初日を迎えることができました。
初日は書類記入や説明などがあり、朝はかなり早かったです。私はコールセンター業務に従事していましたが、派遣先のスタッフさんも優しく指導してくださいましたし、同じ派遣会社の方や同期の方とも打ち解けることができ、和気あいあいとした雰囲気で2日間の研修を終えられました。
派遣先のスタッフさんも優しくユーモアのある方で、契約が取れた時には全体で褒めてくださったり、粗品を頂いたりして、やる気を持って仕事ができました。派遣先や派遣会社との報告・連絡・相談こそ必要ですが、急に体調を崩して休まざるを得なくなった時や家族が入院したときも皆さん柔軟に対応してくださいました。
スタッフさんや同期・先輩後輩との人間関係もよく、わからないことは気軽に聞ける雰囲気だったので、不安もなく、楽しんで働くことができました。
ボーナスはないですが、給料が高いので許せるかなと思います。面接も堅苦しくなくて、志望動機とか特に聞かれないので楽に受けれます。
なんで前の仕事辞めたの?沢山資格もってるね。いつから働けるの?などそれぐらいの内容しか聞かれないのであまり緊張しなくていいです。初日は営業担当の方が一緒に来てくれるので初出勤もあまり緊張せずに行けます。
派遣で仕事してもし気に入れば正社員にもなる事ができます。派遣など辞めたいときに辞めれます。時給がいい所で働いて、ある程度お金が貯まったら辞めて旅行など行って遊んでからまた違う所で働けます。
人間関係で悩んでも営業担当に相談することもできるので1人で悩まないので安心です。
これはアルバイトや正社員など、雇用形態に関係ありません。初めて会う人に、これからお仕事を一緒にするうえで、自分と言う人間を信用してもらう、第一歩であると考えます。相手がどういう立場の人であれ、これから一緒に仕事をしていく人たちと、お互いが尊重し合えるように行動していくと、相手にも自分という人が伝わり、良好な人間関係を築け、お仕事もしやすくなると思います。
自分が自分で、仕事をしやすい環境にするには?と考えて行動するとよいです。そして、分からないことはどんなことでも「聞く」ということ。
自分でできそうなことも、会社ごとに独自のルールなどある場合もあります。分からないことをすぐ聞くことで、時間の短縮にもなり、効率のよいお仕事ができます。この2つを心がけてお仕事をすると、派遣先にも早く慣れ、お仕事しやすい環境になります。
派遣の仕事って大変なイメージがある人が多いみたいですが、確かに大変なこともありますが思っているよりもそうではないと思います。
長期派遣になると苦になることも出てくるかなと思うんですがそうでなければ楽です。
普通の正社員のように大きな責任を負わなければいけないわけでもないですし、職場に嫌な人嫌な先輩や上司がいてもその期間さえ我慢すればすぐにその人達とはおさらばなので考えようによってはかなりいいと思います。
実際私も派遣で嫌な仕事をこなさないといけないこともありましたが、正社員であるならばずっと続けないといけない。
いつまで続くんだろうと思うことでも派遣なのでしばらく我慢すればいいかと思う気持ちにもなれます。
嫌な仕事場に当たってしまった時は少し我慢するだけという気持ちで乗り切って行ったらいいと思います。
以上になります!
ぜひ、派遣のお仕事を始めてみてください。
↓
各社の住み込み求人をまとめて検索できるサイト【高収入案件多数!】

工場求人ナビ
- 全国対応、高収入案件多数の最大手
- 寮費無料(光熱費込み)、家具・家電完備、風呂トイレ別のワンルームあり
- うれしい給料前払いシステムも!
- 寮への引っ越し代は会社負担なので、いま貯金がなくても明日から一人暮らし可能
- 学歴・職歴・年齢不問の求人多数
- 寮完備求人の1/3が月給20万円以上、年収400万円以上を狙える求人も
- その他、交通費支給/2交替/3交替/日払い/週払い/夜勤/友達と一緒に応募OK/カップルOK/家族寮あり/座り作業/サークル活動あり/寮が2DK以上/社員食堂あり/女性が多い職場/送迎あり/など寮完備なのにワガママ条件多数
- 求人数・ワガママ条件ともに、住み込みなら間違いなく工場求人ナビがNo.1!まず最初にここで探せば後悔しません。
↓公式サイトはこちら↓ |
工場求人ナビの公式サイトはこちら![]() |