上京する際に一番気になるのが、やっぱりお金の問題ですよね。
この記事では
- 上京費用は最低でもいくら必要か
- 上京して生活を続けるなら、給料はどれくらいもらえる仕事に就かないといけないか
- 東京都内別、一人暮らしをする時の家賃相場と初期費用
- 貯金なしでも上京する方法
等を、細かくご紹介します。
この記事を読めば、「私の場合は〇万円くらい初期費用が必要だな」とわかると思います!
(上京資金がないのに、無理やり上京してとんでもなく苦労した体験談はこちらで紹介しています)
ちなみに、貯金がなくても今すぐ上京できる「上京支援サービス」もあります。
詳しくは以下の記事をお読みください。
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見出し
※今無職で、東京で賃貸が決まっていない人は注意!
これから上京するのに必要な最低資金などをご紹介しますが、これらは全て”すでに東京でお仕事が決まっていたり、住まいが決まっている方向き”です。
というのも、いくら上京したいと思って資金を用意しても、東京で無職の状態で部屋探しをして、賃貸を借りるのはかなり困難だからです。
当サイトにもよく寄せられる
- 上京する際にまずは職を先に決めてから上京した方が良いのか、又は上京した後に職を探してバイトなりしたほうが良いのか…
- 無職でも部屋は貸してくれるの?(保証人アリでもダメ?)
- 無職(職探しで上京予定)が東京で家を借りられますか!?
- 東京でアルバイトだけで一人暮らしはできる?
- 未成年で上京して初めてする仕事がバイトでも、入居審査を通れるんでしょうか?
- 保証人さえいればフリーターや学生でも入居審査は通るものですか?
といった質問については、実際にアンケートを取ったので以下の記事を読んでみてください(無職でも家を貸してくれる会社も紹介しています)。
ここから本編です????
上京資金は、最低でもいくら必要?
それでは、上京するために最低でも押さえておきたい費用を紹介しますね。
①下見の費用(宿泊費含む)
まず住むところを探すために、一度東京に来て物件探しが必要です。
できれば1泊2日でまわれるようにあらかじめネットで間取図や写真などを見ておき、2~3物件に絞り込んでおきましょう。
交通費は遠方に成る程、重くのしかかってきます。
そのためにも宿泊は1泊で住むよう事前の準備が大切です。
・交通費:1,000〜50,000円 ・宿泊費(1泊素泊まり):5,000〜10,000円 ・食費(朝昼夜1食分として):2,000〜3,000円 ・合計:8,000〜63,000円 |
②部屋の家賃(初期費用)
家賃は地方に比べると全体的に高いですが、今回は3万円、4万円、5万円、6万円、7万円、10万円の場合を想定して、どれくらい費用がかかるのかご紹介します。
【家賃別での初期費用】
・家賃3万円の場合:135,000〜170,000円 |
【内訳】
・敷金:家賃の1ヶ月分 |
このほかにも「日割り家賃」や「鍵の交換費」などの必要経費、また「敷金礼金2ヶ月分」という不動産も有ります。
家賃によって差はありますが、上京するための家賃初期費用は15万〜30万円くらい考えておくようにしましょう。
また家を借りるための初期費用を見て、そんなにお金はかけたくない!と考えている方もいるかと思います。
そんな方のために初期費用を抑えた、いくつかのパターンをご紹介します。
敷金・礼金・初期費用なしの場合の上京費用
まずは敷金礼金です。
扱っている物件によっては敷金礼金0のアパートも!
上手く探せば各家賃ごとに敷金礼金0の物件は有るのでそれだけで初期費用はグッと抑えられます。
【敷金礼金0の物件】
・家賃3万円の場合:75,000〜110,000円 |
風呂なし物件の初期費用
最低クラスの安い物件で良い!という方には、風呂なし物件を活用すれば家賃はなんと1万5千円程度に!初期費用もさらに抑えることができます。
【最低クラスの安い物件(家賃1万5千円を想定)】
・敷金:0円 |
ちなみに上京する際に寮を探している方がいますが、東京都内で住み込みの場合は家賃は少なくとも3万円はとられることが多いです。
③上京する際の家具家電、生活用品の購入費
部屋の広さにもよりますがワンルームの場合、スペースの関係からまずは最低限必要な家具家電のみ揃えるようにしましょう。
【家具の費用(目安)】
・テーブル:5,000〜10,000円
【家電の費用(目安)】 ・冷蔵庫:30,000〜50,000円
【日用品の費用(目安)】 ・調理器具:5,000〜10,000円 |
上京するにあたって、最低限必要なものは?
【最低限必要なものリスト】
・家電:冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、洗濯機
・家具:ベッド、カーテン、食器、テーブル
・その他:ドライヤー、収納BOX
④上京の引っ越し代
各地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州・沖縄)から引っ越しをする場合、上京費用が東京までどれくらいの金額になるかご紹介します。
もちろん引っ越し費用は距離・荷物の量・時期・曜日によって変わってきます。
こちらで紹介するのはあくまで目安なので、最終的には引っ越し業者に見積もりを取るようにしましょう。
【引っ越し業者で荷物を運ぶ場合】・北海道→東京:約64,000〜115,000円 (参考(SUUMO引越し見積もりより):https://hikkoshi.suumo.jp/soba/) |
車で運べるくらいの荷物であれば家の自家用車を使わせてもらう&レンタカーを借りるなど、少しでも引っ越し費用を抑えるよう検討してみましょう。
【自家用車で荷物を運ぶ場合】
主にガソリン代+高速道路代がかかります。
東京に近いほどメリットがあるので引っ越し業者に見積もりを取りつつ、自家用車で荷物を運ぶとどれくらいの費用で済むのか計算してみましょう。
【レンタカーを借りて荷物を運ぶ場合】
ガソリン代+レンタカー代(日数分)がかかります。
こちらも東京に近いほどメリットがあるので、近県の方はどれくらいの費用になるのか計算してみましょう。
⑤交通費
遠方からだと5万円以上になり、無視できないお金が必要になります。
見落としがちですが、東京へ向かう自分自身の交通費も忘れずに考えておきましょう。
⑥生活費
住みだしてから必要な費用が見えてきますし、就職・バイトが決まっていてもお金が入ってくるのは最低でも1ヶ月後です。
そのため上京するための金額の中に、一人暮らしを始めてからの必要なお金(当面の生活費など)も考えておきましょう。
食費に関しては、平均すると一カ月に2.7万円といわれています。
まとめ:上京に最低限必要な初期費用は…
以上の6項目が、上京するのに必要な最低限の費用になります。
(紹介した金額は男女で比較はしてませんが、あくまで必要最低限の費用なのでそこまでの差はないと思います)
東京へ上京して一人暮らしをするための初期費用として40万〜50万円、当面の生活費や急な出費なども考えた全体の予算(貯金)でいうと100万〜120万円は準備しておくようにしましょう。
もちろん家賃や移動距離などによっても変わってきますが、さすがに貯金が10万、20万ほどで上京するのは危険です!
繰り返しになりますが貯金がなくても今すぐ上京できるサービスもあるので、こういったものを利用するのも良いと思います。
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東京で一人暮らしをするなら、最低でも月に額面・手取りでどれくらいのお金が必要?
上京するための初期費用が貯まっても、物価の高い東京で暮らしていくには、安定した収入が必要です。
というわけで次に、最低で月にどれくらいの収入があれば安定した生活ができるのか考えてみましょう。
東京で暮らすのに必要な毎月の生活費
まず毎月の生活費です。
家賃3万円だった場合、大まかに以下の費用がかかってきます。
(実際に私自身が一人暮らしをしていた時の費用で算出)
【家賃3万円の場合】
・家賃:30,000(円) |
次に家賃別に毎月の生活費を出してみましょう。
家賃以外はそこまで差はないと思いますので、変わらないものとして計算してみます。
・家賃3万円の場合:120,000円 ・家賃4万円の場合:130,000円 ・家賃5万円の場合:140,000円 ・家賃6万円の場合:150,000円 ・家賃7万円の場合:160,000円 ・家賃10万円の場合:190,000円 |
毎月、貯金も必要!
毎月の生活費が大体どれくらいかわかったところで、次に月の貯蓄額について考えてみましょう。
生活費だけで手元に1円も残らない生活では何かトラブルがあった時に借金をしてしまう可能性もあります。
一般的には収入の1〜2割と言われていますが、個人差はあると思います。
なのでまずは自分が決めた金額を毎月貯金する習慣をつけるようにしましょう。
ここでは仮に毎月2万円を貯金することを目標にして、最終的に家賃別で最低どれくらいの収入(手取り)があればいいのかは以下の通りです。
・家賃3万円の場合:収入(額面)163,000円 (手取り)140,000円 ・家賃4万円の場合:収入(額面)175,000円 (手取り)150,000円 ・家賃5万円の場合:収入(額面)187,000円 (手取り)160,000円 ・家賃7万円の場合:収入(額面)211,000円 (手取り)180,000円 ・家賃10万円の場合:収入(額面)245,000円 (手取り)210,000円 |
額面から引かれるお金(税金・保険などで)も記載していますので、ぜひ参考にして一人暮らしをするための計画に役立ててください。
※オマケ:上京とともに持っていくお金はいくらあれば、1年目を乗り越えることができますか?
就職が決まっているのであれば問題ありませんが、もし決まっていないのであれば初期費用とは別にお金が必要になってきます。
要は、無職で仕事が決まるかどうか不安な方は、上京費用はいくら用意すればいいかですよね。
月々必要になってくるのは、おおまかに家賃・食費・光熱費・通信費・交際費・消耗品費・雑費があります。
家賃にもよりますが、最低150万円あれば職に就かなくても乗り越えられると思いますよ。
東京都内の各区の特徴、初期費用、一人暮らしの家賃相場
上京して一人暮らしをするときに、気になるのが各場所での家賃の相場です。
もちろん条件の良いところに住みたいと誰もが思いますよね?
まずは上京して23区内に住むことを想定したとき、どの区の家賃が安いのか高いのか見てみましょう。
また各町の特徴、初期費用の目安もご紹介します。
※家賃相場は一人暮らしを想定して1DK以内の間取りで計算(HOME’Sネット(https://www.homes.co.jp)調べ)
※家賃初期費用は前述の「最低でも押さえておきたい費用(敷金礼金含む)」から抜粋
足立区
【特徴】
以前は治安の悪さで有名でしたが、今は大学キャンパスも年々増えており比較的住みやすい街になっています。
【家賃相場】
67,700円
【初期費用】
255,000〜320,000円
荒川区
【特徴】
隅田川沿いにあり、古くからの下町雰囲気が残る自然に溢れた街です。
【家賃相場】
81,900円
【初期費用】
335,000〜420,000円
板橋区
【特徴】
足立区と同様埼玉県に隣接しており、下町雰囲気が残る傍ら工業・医療地帯でもあり製造現場、研究所などが集積しています。
【家賃相場】
77,600円
【初期費用】
295,000〜370,000円
江戸川区
【特徴】
23区の中で在住者の平均年齢が一番若いこともあり子育て支援が充実しています。また誰もが知っている葛西臨海公園のあるところです。
【家賃相場】
70,900円
【初期費用】
295,000〜370,000円
大田区
【特徴】
23区の中でもっとも面積が広く、住みたい街として人気が高い場所です。有名な高級住宅地や最先端の工業地帯、そして羽田空港がある場所としても有名です。
【家賃相場】
86,200円
【初期費用】
335,000〜420,000円
葛飾区
【特徴】
皆さんもご存知のとおり、寅さん(男はつらいよ)や両さん(こち亀)がモデルになった街で江戸から続く町並みが特徴的な場所です。
【家賃相場】
67,200円
【初期費用】
255,000〜320,000円
北区
【特徴】
23区でも特に代表的な工業地帯です。また都心へのアクセスも良好でJRの駅だけで11駅あり23区の中で最大数、地下鉄や都電も充実しています。
【家賃相場】
80,300円
【初期費用】
335,000〜420,000円
江東区
【特徴】
お台場や東京ゲートブリッジ、ららぽーとなど人気の観光スポットがあるほか、移転で問題となった豊洲市場もあり観光地として栄えている場所です。
【家賃相場】
100,300円
【初期費用】
415,000〜520,000円
品川区
【特徴】
大きく5つの区域(品川地区、大崎地区、荏原地区、大井地区、八潮地区)に分かれそれぞれに特徴がある区です。しながわ水族館や大井競馬場などの観光地も多数あります。
【家賃相場】
103,200円
【初期費用】
415,000〜520,000円
渋谷区
【特徴】
渋谷・原宿など若者に人気のあるスポットだけでなく、代々木公園や明治神宮など緑豊かなスポットも豊富です。
【家賃相場】
124,700円
【初期費用】
495,000〜620,000円
新宿区
【特徴】
百貨店が4店舗もあるほか、商業施設も充実しています。また歌舞伎町や新宿アルタなど華やかな場所が多いのも特徴ですが、早稲田大学や東京理科大学など大学の数も多い場所です。
【家賃相場】
109,700円
【初期費用】
415,000〜520,000円
杉並区
【特徴】
高円寺・荻窪などライブハウスが多い場所でもあり、アニメ産業が集中している場所でもあります。治安は良いので女性が住むのにおすすめですが、路線が少ないところがマイナスです。
【家賃相場】
82,800円
【初期費用】
335,000〜420,000円
墨田区
【特徴】
日本の国技でもある相撲の聖地、両国国技館があるほか、東京スカイツリーや隅田川花火大会など知名度の高い施設、イベントが多数ある場所です。
【家賃相場】
92,500円
【初期費用】
375,000〜470,000円
世田谷区
【特徴】
セレブが多い街、成城・三軒茶屋や若者が多い街、下北沢など様々なエリアがある街です。そのため23区でもっとも人口が多い区です。
【家賃相場】
92,600円
【初期費用】
375,000〜470,000円
台東区
【特徴】
23区の中で一番小さな場所ですが、浅草や上野動物園などの観光スポットや浅草寺など江戸の歴史に触れることができる街です。
【家賃相場】
103,400円
【初期費用】
415,000〜520,000円
千代田区
【特徴】
霞が関・皇居など日本の政治・行政機能の中心でもある千代田区。そのため治安も良く23区の中でも犯罪件数は2番目に少ない街です。
【家賃相場】
127,900円
【初期費用】
495,000〜620,000円
中央区
【特徴】
築地や月島といったグルメ観光地に日本橋や銀座、京橋などの商業地区も多く、昼間の人口は住民の4倍以上になると言われています。
【家賃相場】
126,400円
【初期費用】
495,000〜620,000円
豊島区
【特徴】
池袋を中心に西武・東武の両百貨店や大型商業施設が目立つ一方で、閑静な住宅街も多く一人暮らしに人気の場所です。
【家賃相場】
91,400円
【初期費用】
375,000〜470,000円
中野区
【特徴】
サブカルチャーの聖地と言われる中野ブロードウェイがあり、一見華やかに見えますがお金のない若者が暮らすワンルームマンションが多い街でもあります。
【家賃相場】
86,600円
【初期費用】
335,000〜420,000円
練馬区
【特徴】
アニメ産業の発祥地と言われる練馬区。畑や農園、緑地が多いのも特徴で特に農地面積は23区の中で最大です。
【家賃相場】
74,600円
【初期費用】
295,000〜370,000円
文京区
【特徴】
東京大学やお茶の水女子大学といった有名学校があり多くの若者で賑わう場所で、教育の街として有名です。
【家賃相場】
101,400円
【初期費用】
415,000〜520,000円
港区
【特徴】
オフィス街と商業施設が合わさった街で、駐日大使館もあるためあるため外国人が多く、グローバルな街並みになっています。
【家賃相場】
142,300円
【初期費用】
575,000〜720,000円
目黒区
【特徴】
自由が丘、柿の木坂などオシャレな場所が多いためか女性住民比率が高く、閑静でどこか落ち着いた空気が漂う区です。
【家賃相場】
106,700円
【初期費用】
415,000〜520,000円
※ちなみに東京でアパートを借りる場合、最も安くていくらぐらいから借りられる?
ここまで東京へ上京するときの費用をご紹介しましたが、そこまでお金が貯まるまで待てない!という方にどれくらいまで安いアパートがあるのか調査しました。
23区内となるとなかなか難しいですが、区外であれば格安のアパートは結構あります。
調べた限りでは最も安い金額で1万5千円、敷金礼金も0という物件がありました。
ただし風呂なしや風呂トイレシェア、築年数など幾つかの厳しい条件があるので、不動産へ確認するなどしっかりと調査しましょう。
以上になります!
長い記事、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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