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この記事では、

  1. 「一人暮らしをして自立した結果、うつ病・統合失調症・発達障害などの精神障害が改善したという体験談」
  2. 「貯金0、無職、精神疾患もちでも明日から一人暮らしをする方法」

を紹介します。


 

当サイトは、寮付き派遣や住み込みの派遣についてまとめているサイトです。

そしてこういったサイトを運営していると、よく「こんな私でも一人暮らしを出来ると思いますか?」という相談を受けます。

 

特に多いのが、精神的な病をお持ちの方です。

「うつ病でも実家を出られますか?」「発達障害でも自立できますか?」「精神病でも一人暮らしがしたいんですけど、できますか?」

こういった相談が本当に多いです。

 

私も昔は毒親の影響で「身体醜形障害」という強迫性障害の一種になったことがあるのでわかるのですが、何をするにしても(でも自分は○○だし、ハードルが高いだろうか…)と思ってしまうんですよね。

特に毒親の場合は障害に無理解だったり偏見があったりすることも多く、「自立なんて無理」と言われ続けているうちにだんだんと(やっぱり私なんて自立は無理なんだろうか…)と思ってしまう事も多いです。

 

でも、本当に私たちは一人暮らしはしないほうが良いんでしょうか?




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むしろ実家のストレスが、うつや障害の悪化の原因だった?

というわけで今回、当サイトを通じて「何かしらの精神疾患を持っていたけど一人暮らしを始めた方に、実際症状はどうなったのか」を聞いてみました。

なお今回は

  • うつ病
  • 発達障害
  • 躁うつ病
  • ADHD・ASD
  • 統合失調症
  • 持続性気分障害
  • 解離性障害
  • 自律神経失調症
  • パニック障害
  • 摂食障害
  • 睡眠障害
  • PTSD
  • 強迫性障害

をお持ちの方にご協力いただきました。

 

ついでに「一人暮らしがしたい」「実家を出たい」「自立したい」と思った理由も聞いてみたのですが…まさに(あるある)という感じでした。

うつ病でも一人暮らしがしたい・自立したいと思った方

(枠内をスクロールすれば読めます)

幼い頃から両親に合わせすぎて、気づいたら自分が生きているのか夢なのか境界線が分からなくなっていました。
うつ病、解離性障害と診断され、入院して自分が今までどれだけ酷いことをされてきたか、両親の言いなりになって意思表示ができなくなっているかを、お医者さんとカウンセラーさんがゆっくり時間を掛けて教えてくれました。退院後に両親の元へ戻ると同じ事を繰り返してしまいそうなのと、主治医に別々に暮らすことを勧められたので、普通の生活をしてみたいと思い一人暮らしを決めました。
結果的に思い切って一人暮らしをしてみて良かったです。初めてのことで不安でしたが、病院が訪問看護やヘルパーさんの手配を手伝ってくれたので、生活面ですぐに困ることはありませんでした。
通院して薬を調節してもらえるので、精神面も落ち着いて幻覚や幻聴が減って身体も楽になりました。困ったことは、たまにフラッシュバックが襲ってきて辛い夜があることと、解離性障害の特徴で昨日何をしていたか記憶が無い時があるので、そんな時は不安になります。
人に合わせ過ぎて自分の感情を抑えてしまうので、通院とカウンセリングを合わせて治療中です。福祉に助けてもらうことが多く、立派に一人暮らしができているとは言えませんが、自立への準備は少しずつ整っています。

 

うつ病になり仕事を辞め親元で暮らしていました。
家族(特に両親)は私の病状を心配してくれていたのですが、治療期間が長くなるにつれ、いくら私が実の娘とは言え、成人になってまで経済的にも生活面でも親に頼って暮らしていることに罪悪感と焦りなどを感じていました。そこで、思い切って一人暮らしをして仕事をした方が甘えず頑張れるのではないかと考え、実家から少し離れた職場で仕事を決め、職場のそばにアパートを借りて一人暮らしを始めました。
初めのうちは「朝起きられなかったらどうしよう」「(家事のことで)アレもコレもやらないと」をちょっとしたことで不安になっていました。仕事にも慣れ、職場に仲の良い同年代の友達ができてプライベートでもよく遊ぶ様になると、いつの間にかその不安も消え、徐々にうつ病の症状自体も軽くなりました。
実家ではなかなかできなかった「休日のだらしない生活」や「自由気ままな暮らし」「夜遊び」などが回復につながったのではないかと思います。また、お金に関しても実家暮らしの頃よりもシビアになったので、働くことの必要性を感じ、「負けていられない」と頑張れる閾値が高くなった様にも思えます。
ただし、うつ状態になってしまった時は話し相手がいないので、極限まで落ちてしまったことも何度かあります。その時の逃げ道としてクリニックに駆け込んだり、実家に帰ったりなどいくつか用意しておいてよかったと思います。

 

配偶者と愛犬と暮らしておりましたが、主人が(配偶者)が事業に失敗しまして、多額の借金を抱え辛い日々を送っておりました。かといって主人の仕事もなく私が働かなくてはいけなくなり、主婦業と仕事の両立は辛く、いつの間ににかうつ病に、頭痛も吐き気もそして微熱が長く続きもう精神的・肉体的にもボロボロに・・脳神経外科・内科に行ってMRIをうけたり血液検査をしたりしましたがたいした欠陥は見つからない❗持病の十二指腸潰瘍は酷くなるばかり!逃げたい❗離れたい❗そう思いました。

そして、これはどうにかしないと自分がダメに崩れていく気がして、派遣会社を探し地方に行けたらと単身赴任の職を探しました。
有りました❗沖縄にリゾートの派遣の仕事です。まず、社員寮で1人暮らし!快適でした。仕事は忙しいですが楽しかったです。

1日自分の好きに動けるし、自由です。こんなに自由な事が素晴らしいとは思いませんでした。
沖縄の綺麗な雄大な青空の下でやっと自分を取り戻した気がします。

毎日が楽しく今までの人生はなんだったのか・・1人ってこんなに素晴らし事なのかと実感してしまいました。
自分は結婚にむいてなかったのかもしれません。でも人間って1人より2人で生きていくようにできていると思ってますよ、自分は今まで本当に辛酸をなめて来ました。

強くなりました。(笑)相手がいますので支えてあげなくてはダメなようです。
夫婦やはり、ちょっと距離をおくのもいいですね。1人暮し、寂しくなく快適でした。元気になりましたよ~‼️

 

親が過干渉型の毒親だったのでどこか出掛ける時もしつこく聞かれめんどくさかったので、早く離れたかったということと、時間になったら自分のしんどさなど関係なく、「ご飯食べなさいよ」「洗濯干すの手伝って」←(洗濯、皿洗い、掃除、買い物etc.)と言われるので気が休まる時間がないので、病気が治らないかなと思ったから。

あとは、私は大学生で大学までが少し遠かったのでこれを機に一人暮らしをしようかなと思ったから。

全部自分のペースで出来ます。
しんどい時はやらなくても大丈夫ですし、自分の好きなように出来るのが楽です。

ただ、料理はしないと餓死してしまうのでそこだけは毎日食料を確保するようにしています。(笑)
洗濯とか食器洗いなどは溜まっていきますけど、自分が少しでも楽な時に少しだけでもいいからやっていくとそこまで困るようなことはありません。買い物は週に1回1週間の食べたいものを考えて一気に買っています。

私の場合、肉と野菜を炒める。ソーセージがたくさん入ってるやつを買うなど、レパートリーはないですが、買い物を少しでも減らせるように工夫をしています。
ほかの掃除ですが、自分はまだ手をつけれていないので、なんともいえないです。申し訳ない。

 

21歳の時に初の兄弟が(妹)が産まれ、22歳になって新社会人として会社に入社しました。
しかし、明日は会社だから寝なくてはいけないという重度のプレッシャーと、妹の夜泣きが重なり不眠症になりました。それから夜に妹の泣き声を聞くと心臓がバクバクして寝れなくなってしまいました。
不眠症になると、気分が重くなり軽度の鬱病も発症してしまう始末でした。そのため、実家に居ては不眠症と軽度のうつ病を解決することができないと思い、まずは場所と環境を変えようと一人暮らしをすることを決意しました。初めて一人暮らしを初めて、家族に気を遣わずに過ごせるということが心の助けになりました。
以前は父、母、妹とマンションに住んでおりほぼプライベートがなく、妹のためにテレビチャンネルを選んだり、静かに過ごさなくてはいけないという小さなストレスが重なっていました。しかし、一人暮らしで好きなように過ごせるようになりとても気が楽になりました。
そして、一番大きな点としては、夜が来るのが怖くなくなったことです。以前は、寝る時に妹が声をあげるかあげないか毎日のように恐怖を感じていましたが、今はその恐怖や不安感がありません。
泣いたらどうしよう、寝れなかったらどうしようという不安な考えを払拭することができ、以前より不安感が消えたため不眠症や鬱も良くなりました。つらい経験をした環境を変えるということは、決して逃げるということではなく自分を守るという一番大切なことなのだと思いました。

 

会社員時代にうつ病を患い、実家へ10年以上ぶりに戻りました。
安静にしたかったのですが、手持ちのお金が少なくなってきたのを機に家にお金をいれる金額が少なくなると両親が嫌味を言ってくるようになりました。ただでさえ病院の症状で波がありしんどい中での心無い言葉には正直こたえました。
それまでずっと1人暮らしだったので、金銭的な問題さえクリアすればすぐに1人暮らしを再開したいと考えました。出来る範囲でバイトしてお金を貯めて現在は1人暮らしを行なっています。1人暮らしを始めて間もない頃は慣れない土地、環境で戸惑いましたが、焦らず少しずつ生活の基盤を作りながら約2カ月程で大分気分も良くなりました。
1番の理由は両親からの嫌味がなくなった事じゃないでしょうか。自炊や掃除は以前から行なっていたので苦ではないですし、何より自分自身で生活リズムを作れるのが気持ちが楽になった要因だと考えられます。
両親と実家で暮らしていた頃はお風呂の時間やトイレの時間等気をつかう事が多く自身のリズムで生活を過ごすのに窮屈な感じがしました。また、1人暮らしをする事で自活する必要性が嫌でも出てきますので1日の過ぎる時間が早くて夜遅くまで起きる習慣も減りました。
色々な事情がある方もいると思いますが、最低限の生活が送れる収入を確保出来るのであれば思い切って1人で生活を始める事をお勧めします。

 

両親が私が幼いことからずっと不仲なだったため、毎日2人の暴言や大声での喧嘩が絶えない日々でした。
小さいころは本当に見てるだけで怖かったです。職場の仕事が急激に増えたために、うつ病を発症してしまったのですが、家で休職をしていても、両親の怒鳴り声による夫婦喧嘩によって、なかなか症状がよくなりませんでした。
休職中でお金もあまりない中でしたが、思い切って一人暮らしをしてゆっくりと一人になって静かに静養をしていこうと思いました。まず、一人になって静かな環境で生活ができるようになりだいぶ楽になりました。また、両親からようやく解放された、という安堵感がありました。
食事中も絶えずうるさい環境だったのが、急に静かになったので、はじめは少しだけ寂しかったときもありましたが、でもあの胸がドキドキハラハラするような罵声が聞こえてこないために、かなり安定した心で過ごせることができるようになって、ホッとできています。病気の症状もゆっくり自分と向き合うことができる時間が増えてきたので、徐々に回復に向かっています。
両親から離れることができて、本当に、身体の症状や、余計なストレスを抱えることがなくなって、本当に心底良かったと実感できています。

 

実家では父親と二人暮らしだったのですが、うつ病を発症し職場から病気休暇をもらい自宅療養をしていた時期に病気や薬を飲むことに理解がなく、心の弱さを責められ存在の否定や金銭的なことにも言及してきたため同居をしていることが辛くなり、「気に入らないなら出ていけ!」と怒鳴られたことで勢いで荷物を自分の車に積めて実家を出て即入居できるアパートを探しました。

うつ病の治療中に大きな決断をするべきではないと考えましたが、実家で暮らす方が悪化するような気がしたからです。
気兼ねなく病院に通うことができ、薬も安心して飲めるようになりました。

食事の用意等の家事は実家でもしていたので苦にならず自分のペースで行うことができ、思うように動けなくても存在を否定されることがなくなり心が楽になりました。
病気のことを友人や職場の信頼できる先輩にも相談できるようになり、短時間出勤から徐々に職場復帰もすることができるようになりました。

通勤も実家からより近くなり、朝体調が優れずにゆっくりしても間に合うようになったことも良かったと感じています。
医師ともしっかりカウンセリングができるようになったことで心が安定し、実家から連絡が来ても冷静に対応ができるようになりました。

しばらくの間、実家とは距離を置いた方が治療に専念できることにきづけたことは大きな出来事でした。

 

仕事を辞めたタイミングだったので、家事をするにも食事をするにも自分のペースでやれると思ったので一人暮らしをしようと思いました。
また、仕事を辞めてしばらく実家にいたら、きっと祖父母に病院や買い物などの付き添いを頼まれたりして、それがストレスになってしまうと思ったので、自分がゆっくり休んでうつ病を克服出来るようにしたいと思いました。実家に住んでいれば家族から体調や転職活動について言われてしまうのも嫌だったので一人暮らしをしようと決意しました。
自分のペースで生活できるようになったので良かったです。実家にいるときは、食欲がなく食事を取らないでいると文句をいわれたりするのが苦痛でしたが、一人暮らしをしてからは、無理して食べることもしなくて良かったのでストレスを感じませんでした。
祖父母の病院や買い物の付き添いもなくなり、自分の時間が十分に取れるようになったので、仕事が休みの日でもゆっくり体を休めたり、疲れ切って寝ているところを起こされず自分のペースで寝起きできるようになったのはとても嬉しかったです。また、人と話すことが苦手だったのですが、一人暮らしをしてから無言で過ごしたりできて、気疲れもしなくて良かったです。
何もかもが自分のペースでできるので一人暮し最高と思いました。

躁うつ病で一人暮らしを始めた方

躁うつのきっかけになったのは、当時の彼氏との関係によるものでした。
彼氏がうつ病になってしまい、田舎に帰ってしまいました。そのことを、同居していた親につつかれたくなくて一人暮らしを始めました。あの彼氏が私をおかしくしたなど言われ、その当時はとても辛かったです。
毎日毎日彼氏の悪口を言われて、その方が頭がおかしくなりそうでした。彼氏が置いていった家具もあったことから、それを持って引っ越すことにしました。
一人暮らしを始めたら、少なくとも、毎日彼氏のことを罵る親の言葉からは解放されました。それが何より大きかったです。
それから、友人と時間を気にせず電話や直接会って夜中まで話せるようになったので、親元にいるときよりもずっと気晴らしができるようになりました。そして、私は通院も始めたのですが、薬を飲んでいること自体を悪だと思っている親にしたら、精神科に行くのなんて大反対だったと思いますが、私は精神科に行けて、薬も服薬することができて、とても楽になりました。
何よりも、睡眠薬をいただけたことで、悩んでいてもしっかり眠れるようになったのは大きいです。一人暮らししたら、親から距離が取れるようになったので、それ自体も楽になったと思います。

統合失調症で自立して一人暮らしをしている方

家を出て自分も訪問看護ヘルパーさんの助けをかりて過ごし1人の気楽さやのんびりさを味わっています。
関わる人が限定されているから安心出来、多くの人と関わる煩わしさからは解放され、薬の力もあったと思うが幻聴はなくなりました。しかし1人暮らしの不便さはあり、調子が悪い時には外出したくないのに欲しいものがある時は無理やりコンビニにいかなくてはならない、洗濯はしてもらっても朝起きて着替えたくない時に声をかけてくれる人がいない等あり、夜になると時々不安になって寝れない時があり幻聴はなくなりましたが眠るための薬は増えました。その為朝起きられずヘルパーさんが来ても知らず寝ている時もありました。
1人暮らしは一長一短だと思うが、やはり1人暮らしをしてよかったです。

 

障がいを持ちながらもパートをしていて、働いていました。
しかし、他の家族は正社員としてバリバリ働いていたので、生活時間を合わせるため、夕飯をこちらが用意して家族が帰るまで、待たないといけませんでした。それ以外も家事は帰りの早い私がやっていたので、負担が重かったです。
さらに猫を二匹飼っていたのですが、二匹の相性が悪く、分けて暮らしたほうが良いなと思っていました。決定的だったのが、私の趣味に関する家族の無理解などがありました。まず、一人で好きなときに起き、ご飯を食べ、家事が出来る事。
家事も、以前のように家族の分までせず、自分一人分すれば良いので、だいぶ楽になりました。さらに、パートで行っている作業所も自分の障がい特性に合った近場を見つけられたため、すごく良い生活リズムになりました。
ペット可のマンションに引っ越したため、猫も一匹、引き取れる形になって、あまり寂しくありません。そして、趣味に関することも一人、没頭し続けられる時間が大幅に増えました。
家族が好きなネットやテレビ環境も私には苦痛でしかなかったので、今はすごく快適に暮らせています。障がい年金は頂いておりますが、経済的に自分の自由な時間を好きに使えるようになって本当に楽になりました。

 

両親との関係に大きな問題あり、マンホールから水が吹き出すように一気に様々な症状に襲われ、仕事も何もかも失いました。
精神科に通って、そこからの紹介で家族関係が専門の病院に入院をしました。入院先の主治医が紙に「加害者」と「被害者」の図を書き出し、初めて両親の支配下にいる被害者なのだとハッキリと自覚しました。そして「両者は共に暮らしていけない。直ちに逃げなさい」と何度も強く説得をされて、退院と同時に実家ではなく、自立支援センターが用意してくださったアパートへ逃げるように引っ越しました。
始めはパニック発作を起こしてばかりで苦しく、生活になりませんでした。しかし職員の方や同じような苦しみを抱えている方々と生活をするうちに徐々に心の不安が和らぎ、そちらで一年ほどお世話になった後、一人暮らしを始めました。
通常は精神疾患の者がアパートを借りることは難しいらしいのですが、親友のお父様とお兄様が保証人になってくださり、なんとか借りられたアパートでした。病院にはきちんと通院をして投薬治療を続け、なるべく規則正しい生活をと心掛けて毎日をおくりました。
両親と完全に離れたことで心は楽になりましたが、常に追われている恐怖との戦いでした。しかし暴力のない日々を初めて味わったことで、冷静に過去のことや未来のことを考えられるようになったことが一番楽になったことだったように思います。
あの頃支えた下さった職員の方々や、今でも側に居てくれる親友には、これからも感謝の気持ちを伝えたいと思っています。事情を知った上で結婚をしてくれた夫と、子供たちと幸せに暮らすことが最大の恩返しだと考えています。

発達障害で実家を出て自立した方

実家が手狭で、大学進学がきっかけで他県に引っ越しましたが、就職でまた実家に戻ることになりました。
大学進学前までは、一つの部屋を妹と私と2人で使っていましたが、就職のために実家に戻った時には、完全に妹1人の部屋に変わっており、居場所がないまま、リビングで寝泊まりをして 家族の視線や行動が気になり落ち着きませんでした。自分一人で過ごす空間が実家には全くなく、リビングでは十分に睡眠が取れなかったのに加え、母親の過干渉や仕事のストレスで 二次障害で抑鬱状態になりました。常に誰かに見張られているという感覚がまとまりつき限界でした。
引っ越し費用がたまり次第、一人暮らしを決めました。帰宅しても家に誰もおらず、自分一人なのが とても開放感がありました。誰とも会いたくない、話したくない時も勿論、家には自分一人しかいないので精神的に ものすごく楽になりました。
実家ではリビングで暮らしていたので、常に誰かの視線や行動が気になって感情を押し殺していましたが、一人暮らしを始めて、泣きたい時に泣いたり 見たいテレビは独り占めで リラックスしたり楽しんだりする事ができるようになりました。もともと、人と合わせて行動したり会話をするのが苦手で、仕事をして帰るだけで精一杯だったので、帰宅しても家に人がいて 一緒に過ごす気持ちの余裕はありませんでした。
実家がもっと広くて自分一人の部屋があっても多分同じで、家に人の気配がするだけで落ち着かない ストレスが溜まる。という心境は変わらなかったと思います。過干渉の母と物理的な距離を置く事ができたのも、自分の精神状態が大きく明るく変化したのが実感できました。

統合失調感情障害で一人暮らしをしている方

母親と祖父母と暮らしていましたが、幼い頃から母親の執拗な躾による虐待をうけていました。
高校生くらいになると、暴力はなくなりましたが、干渉が酷く、トイレでもお風呂でも構わず監視され、暴言は続いていました。常に圧力を感じ、ビクビク怯える日々で、親の顔色を伺っていました。精神的にまいってしまい、拒食症から始まり、リストカットや大量服薬を繰り返し、精神科を受診しました。
処方通りの服薬をするのも、気に入らなかった様で、良い環境で育ってきたのに、甘えがひどい!と、否定されてきたので、一人で穏やかな生活をしたいと思い、一人暮らしを始めました。一日に何回も母親からの電話がありました。
携帯の音を聞くのも怖かったのですが、それ以外は、精神的な自由を感じる様になりました。お風呂もトイレも自分のタイミングで、ゆっくり入る事も出来るし、食事の調整も出来、食べれる量だけをしっかり摂れる様になりました。
実家にいた頃は、罵声をあびながら無理に食べていたので、食事が美味しいと思った事もなかったので、食べることにも喜びを感じました。友達が家に遊びに来てくれても、ヒソヒソ話で会話する事もしなくて良いし、感情を少しずつ取り戻せた気がします。
親に対して、性の部分でもコンプレックスがあったので、薄着で気楽に過ごせる様になったことにも解放感がありました。一人暮らしを始めて、自分のペースをつかめました。

パニック障害で実家をでて一人暮らししている方

パニック障害の症状の原因となったのが、同居していた父親だったため。
いつもよくわからないことで怒鳴られ、人格を否定され、おびえながら暮らしていた。また、束縛も激しく、いつも行動を見張られていた。
本来リラックスできるはずの家が、一番わたしを苦しめる場所だった。一人暮らしをするにあたって、父親には猛反対されたが、ひとりで生きていくと覚悟を決めていたので、半ば逃げるように家を出ました。家を出てからは会っていません。
父親に会わなくなったことで、自然と症状は楽になりました。生活は苦しく、慣れないことも多かったが、自分の好きなように時間を過ごし、誰からも縛られず生きることはこんなにしあわせなことだったのかと思いました。
未だに父親から連絡があることはありますが、応じていません。ただ、症状は楽になったもののパニックを引き起こしてしまうことは今でもあります。
薬は飲み続けているので、薬を飲まなかったらどうなのか、ということはわかりません。いつか完治すればいいなと思いますが、「完治することはない」とも言われているので、仕事等をしていても、常に不安がつきまとっています。
ただ一人暮らしをして父親と離れたことが、私の人生にとっての大きな一歩になったことは間違いありません。

強迫性障害で一人暮らしをしている方

親が原因でOCDを発症しました。
幼い頃から20年以上の付き合いになります。歩いてきた道を一歩も踏み外さず帰りたい、家の鍵を閉めただろうか、手に何かが付いたらすぐ洗いたい、など、いつも思ってきて、これが当たり前だと思っていました。
ですが、これは家族と一緒ににいる時のみで、会社にいる時や友達といる時は起きない症状でした。家族と居ると、身体麻痺(脳の錯覚、幻覚だと思います)も起こり病院に行きましたが、原因不明。
ものは試しの気持ちで家を出ました。親の手から離れて、独自で調べて病院に行くようになり、安定剤を貰うようになりました。しんどい時だけ服用し、精神も安定し、幻覚などもなくなりました。
家も電話番号も知られないように変更しました。そのため、親といつ会うだろうなどの不安もなく、よっぽどストレスが溜まった時のみ、症状がでるようになりました。
だいたい病状がでてくるのは、家族と関わった時のみだとわかりました。親から離れることの出来ない学生時代は、精神病は治りませんでしたが、自立し自分の家庭を持ち安定することが出来ました。
嫌いな人と関わると心に異常をきたすので、無理をしないことの大切さがわかりましたが、同じ症状で二度と苦しみたくないとも思います。

自律神経失調症で実家をでて一人暮らしをしている方

自律神経失調症、パニック障害を持っています。
症状としては、人混みが嫌になってしまったり、ほんの少しのストレスで過呼吸になったり頭痛、痙攣など。特に、電車を乗らないと行けないとき、座れなかったりしたときは冷や汗かいて倒れてしまったこともあります。自立したい、今の自分を変えたいという気持ちが一番大きかったです。
家族と暮らしているとなにかあったとき安全ですが、私の病気に関しての理解が家族にはなく。そうなったのは自分のせい、甘えだ。という考えかたをされていたので自分のペースで何もできない。やろうとしても、何故できないと先に言われてしまったり、マイナスなことが多く、一緒に生活しているのが苦で仕方なかったです。
なので自分ができることを自分のできるペースでやっていきたいと思い一人暮らしをしようと思いました。最初は本当に大変でした。私の場合、生活保護を受けていなかったし親は信じてなかったので一緒に行ってもらうこともできず、体調が楽な時に働きに出る。という生活だったので結構、生活はきつきつでした。
ただ、実家にいた時よりは精神的に楽になった部分は大きかったです。しかし、精神病だからこそ自分ひとりで自分の生活管理をするのは相当しんどかったです。
辛いことがあっても苦しくても一人でなんとかしないといけないので最初はどうにもならなくて知り合いに助けを求めていました。でも、辛いことばかりではありませんでしたし、自分のペースでできることから少しずつでも怒られることもないし。少しずつ、自分でできることが増えてきたなと実感できました。
色んなを自分でやることは大変ですが、一人暮らししてよかったと思っています。

持続性気分障害で一人暮らしをしている方

このまま親と居続けると自分が楽をしてしまうのと、生活のリズムが合わないので互いにすれ違って生活をして気を使わせているなら、いっそ一人暮らしを始めて自己管理の面で、色々見直していきたいと考えた為です。気分が落ち込んだ時は親に当たったり、部屋に閉じこもってしまえばまた明日になれば無かった事になっていましたが、以前一人暮らしをしていた時は誰も家に居ないから寂しくなり外に出る様になったり、街を歩いたりする事で前向きに慣れた経験があったからです。

一人暮らしを始めてから症状が軽くなり、生活リズムを自身でコントロールする事で体調も管理しやすくなりました。
また、家事を自分の好きな様に出来るので気兼ねなく好きな事に好きなものを食べる事が出来、洗濯や掃除も好きなタイミングでやれる事で自分が動かないと終わらないと考える様になりました。

そして、1番は料理をする事がストレス発散になり、料理をする事自体を好きな気持ちを取り戻し、そこに地元野菜等を取り入れる事により、自然の恵みからか身体の不調も少なくなりました。
1番は、自分で考えて行動する事で面倒臭いか面倒くさくないかの結果が変わると判断出来るようになった事で、病気で悩んでいた時より頭が働く様になり、人の言葉で右往左往すること無く自分の意見をハッキリ言うことが出来るようになりました。

 

いかがでしたでしょうか?

この他にも精神障害・精神疾患をお持ちで自立した方から話を聞きましたが、確かに一人暮らしを始めて色々と苦労することもあっても誰一人として、一人暮らしを始めて後悔したという話は聞きませんでした。

 

とにかくストレスが減って、誰にも干渉されない生活というのが良かったみたいですね。

全部自分の時間で、自分の好きなようにゆっくり色々と考えられる時間を持つことが、精神的な余裕につながったのだと思います。

 

もちろん今回体験談をくれた方以外にも様々な病気があるので簡単には言えませんが、もうずっと同じ状況で一向に良くならないなら、思い切って一人暮らしを始めてみるのも良いと思います。



/////記事の途中ですが、おすすめ記事/////

いまお金がなくても、明日から一人暮らしができるサービス

もし一人暮らしをしたいけど「仕事が決まらない」「お金がない」という問題がある場合は、住み込み派遣がおすすめです(仕事やお金がある方はこちら)。

住み込みは

  • 学歴・職歴・年齢にかかわらず採用してもらえる
  • 家賃無料(光熱費込み)なのに、ワンルームの風呂トイレ別のところがある
  • 家具・家電完備なので、一人暮らしをするのに初期費用がかからないし、何も用意しなくていい

という特徴があります。

 

ちなみにアパートはこんな感じ↓

https://www.894651.com/content/companydormitory
https://hitorigurashi-lab.com/living/20703

 

ちなみに住み込みは他にも

  • 電話のみで即日採用、緊張する面接がない
  • 寮への引っ越し代は会社負担なので、貯金がなくても好きな都道府県で働ける
  • 最短で明日から住み込みを始められる
  • 求人の3つに1つが月給20万円以上で、中には年収400万円以上の求人もある(寮費無料なので年間100万円は貯金できる)

こんな特徴があります。

⇒求人数最多の寮付き求人サイトはこちら

 

どんな住み込みの仕事が、障害を持っている方におすすめ?

「住み込み派遣=肉体労働」

もしかするとこう思われているかもしれませんが、最近は住み込みでも以下のような求人もあります。

一般事務
営業事務
総務・人事・法務
経理・会計・財務
広報・宣伝・IR
受付
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データ入力
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貿易・国際事務
英文事務
通訳・翻訳
金融事務(生保・損保)
営業・企画営業・ラウンダー
営業アシスタント
テレマーケティング・テレアポインター
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販売(ファッション・コスメ)
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美容・理容・エステ
旅行関連
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WEB制作・編集
映像・音響
編集・校正・制作
デザイナー
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テスト・評価
運用管理・保守
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電気・電子設計
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製造(組立・組み付け)
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